ママ友地獄、再び。

覚えておいででしょうか。

数年前にフジテレビでやっていた「名前をなくした女神」というドラマを。

”ようこそ、ママ友地獄へ” という印象的な(てゆーかメチャ怖い)キャッチコピーとともに、観る人々を戦慄させた、あのドラマです。

ついでに、木村佳乃扮する本宮レイナが履いていたリボン付きスリッパがバカ売れしたのも、印象的でしたね。いえ、個人的には、です。

でね。

あのドラマに匹敵する、おっそろしいママ友小説を、読んでしまいました。

これ。春口裕子の「悪母(あくぼ)」。

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主人公の「奈江」と、奈江の属するLINEグループのメンバーであるママ友たちとのエピソードを中心に、いろいろなタイプの「ママ」が登場しては、それぞれにガクブル (((;゚Д゚))) なことを繰り広げていくという、女特有の打算と偽善と嫉妬と憎悪たっぷりの小説です。

以下、Amazonより引用した概要ですが。うん。今見返しても、ぞわっとしますねー。

 第一話 招かれざる客
奈江が見学にいった幼稚園に届いた一通の匿名メール。
奈江たちのいじめのために、家族が崩壊したという告発の内容だった。
奈江の胸中には二年前のママ友グループでの苦い出来事がよみがえり……

第二話 毒の葉
娘・真央が通う幼稚園で飼っていたウサギが変死した。
原因は不明だが餌の葉に毒が混ざっていたのではないかとの憶測が広がる。
これは事故なのか、それとも誰かの悪意か……?

第三話 一緒がいい
真央の小学校受験のために多くのお金と時間を費やしてきた奈江。
絶対に合格をしたいとあらゆるつてに頼るが、そこに思わぬ落とし穴が……。

第四話 難転
ようやくできた真央の友達の家は、家の前の道路を「広場」にして子供たちを遊ばせていた。
近所への迷惑もまったく顧みない母親たち……そして悲劇が――。

第五話 ウチの子が主役(センター)
家に遊びに来てなかなか帰らない真央の同級生はキッズモデル。
運動会でいっしょにダンスを踊る予定だが、彼女の母親は学校に対して踊る場所まで口出ししているらしく……。

第六話 トモダチ契約
久しぶりにママ友グループと買い物に出かけた奈江。
そこで聞かされた、奈江になりすましたツイッターの存在。
悪意に満ちたその中味に、ママ友グループでの奈江の立場もあやうくなる。
いったい誰が、何のために。そして衝撃の事実とラストが!

(Amazonより引用)

個人的には、第4話の「難転」が、一番サスペンスフルだったと思います。
実際にあんな人いたら怖すぎだってば!っていう人が出てきて、ひぃーーーっ((((;゚Д゚)))))))てなる。

そして、あれですね。

ドラマにもありましたが、やはり「お受験」とか「キッズモデル」とか、”子の成功・活躍”がらみのエピソードは、欠かせないようで。

母親という人種が、とことん陰険で陰湿で思い切った事件を展開させるとしたら、その原動力はやはり嫉妬ということなのでしょう。

ウチの子のほうが!
ウチの子にだって!
なんであの子が!

ってね。

我が子を想うがゆえと言えば、聞こえは良いんでしょうけれど。

悪意がなけりゃいいってもんでもないこともあるという。

そんな感じで、うんざりするくらい酷いことばかりが、次々と起こる小説です。

それでもつい読んでしまう(うっかり徹夜で一気読みしてしまった…)のは、やはり身近な感じがするからか。

いや、こんなの身近にあったら、本気で困るんですけどね。

でも、そう思う一方で、こと母親たちの心情に関しては、「さもありなん」とも思っていて。

共感とは違う、何か。

この紙一重なギリギリ感は肌で知っている、とでもいうような。

そんな身近な気持ちで、恐ろしくも楽しめる、1冊なのでした。

あ〜怖かった!

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